実践!きものコーディネート

盛夏の着回し術

涼感の演出や透ける素材を楽しむことが、盛夏の装いの醍醐味です。今回は3名のモデルがご自身のコーディネート術を大公開!個性あふれる夏の着こなしをお届けいたします。

撮影/林 秀憲 ヘア&メイク/おおつか みつえ 協力/石山 美津江 構成・文/林 みち子

関口 嘉子さん(埼玉県在住)

  • パーティでもひと際映えるモダンでクールな都会派の装い
    透け感が魅力のシックな夏御召の付け下げに、引箔の輝きが美しい夏袋帯を合わせ、パーティにも装えるコーディネートに挑戦しました。涼感を意識して甘さを抑え、全体をクールな印象にまとめたひと揃いです。
    きもの/加納幸 帯/加納幸
  • オールシーズン活躍する袋帯でやさしく女性らしい表情に
    濃い地のきものの息を抜く淡い紫地の袋帯を選んで、やさしい表情を大切に仕上げた装いです。どんなきものとも好相性の袋帯はオールシーズン使えてとても重宝。小物もパープル系で統一感を持たせました。
    きもの/加納幸 帯/加納幸

Model Profile

ふたりのお子さんはすでに独立して家庭を築き、現在はご主人とお義母さまとともに川越市にお住まいの関口さん。きもの好きだった実家のお母さまの影響で幼い頃から和服に親しんできた関口さんですが、62歳で他界されたお母さまの形見のきものを譲り受けたことをきっかけに、着付教室に通われたそうです。

「和服姿の母を見て育ちましたが、実は何も教わっていなかったことに気付いて応募しました。先生はとても素敵な方で、着付けもヘアも所作もコーディネートもすべてを教えてくださり、和服はトータルファッションなのだということを実感しました。普段とは別の自分が演出できるのがきものの最大の楽しみ。今日の撮影や数々のイベントにも参加できて、世界が広がったような喜びを感じています。」