実践!きものコーディネート

初春の着回し術

新年から春にかけてはご挨拶や新年会、また卒業式や入学式などきものを着る機会が最も多い季節です。今回は3名のブリリアンツのとっておきコーディネートに加えてコート姿もご披露。この時期のお出かけに映える個性薫る装いをお楽しみください。

撮影/林 秀憲 ヘア&メイク/おおつか みつえ 協力/奥泉智恵 構成・文/林 みち子

part2 髙田 貴子さん(栃木県在住)

  • 博多袋帯でしっとりまとめた
    風情ある装い

    精緻な加賀小紋に正倉院文様の袋帯を合わせたシックな装いです。袋帯は博多織求評会で福岡商工会議所会頭賞を受賞した結び心地満点の手織り帯。きもののルーツを求めて金沢の旅に出かけたいひと揃いです。
    きもの/外与 帯/はかた匠工芸
  • 楚々とした着姿を際立てる上品な
    唐花文様の袋帯

    濃い地のきものにシンプルな唐花文様の袋帯を合わせて、すっきりとした着姿に仕上げました。小物で統一感をもたせ、帯留めでニュアンスを添えた装いで、コンサートやホテルでの食事を楽しんでみたいです。
    きもの/外与 帯/長嶋成織物
  • 入卒式のために誂えた気品漂う
    刺繍のコート

    お太鼓の位置に配された繊細な刺繍が、後ろ姿も引き立ててくれるコートです。子供たちの入卒式にも着られるようにと正装感を求めて、あえて淡い色合いを選びました。冬から春先に手放せない一枚です。
    コート/成田

Model Profile

ご主人と3人のお子さんに囲まれて、にぎやかな毎日をお過ごしの髙田さんは宇都宮市にお住まい。一番下のお子さんが幼稚園に入園し、時間にゆとりができたことから着付教室に応募されたといいます。
「もともときものが好きで、独身の時に着付けをかじったことがありますが、きちんと学びたくて日本和装のお教室に通いました。主人の仕事は転勤が多く、なかなか友人ができませんでしたので、お教室で出逢った友は私の宝です。また子供の入学式や卒業式にもきもので出席できることを、本当にうれしく思っています。きものは一種のコスプレ!和服を着るとテンションが上がってワクワクします。ただ単に装うだけでなく、身だしなみの大切さも教えてくれるきものと、これからも長く付き合っていきたいと思っています」